皇帝ペンギン
皇帝ペンギンの試写会が当たった。
長年ペンギンフェチを公言してきたが、こんなにツボにくる映画も珍しいんじゃなかろうか。
中でも好きな皇帝ペンギン、あの黄色が、腹のでっぱりが、鈍くさそうな歩き方が、あぁ、思い出すだけでご飯が3杯食える。
とにかくペンギンなのだ。ペンギンの他に出てくるのはほんの少しのアザラシと、ほんの少しの魚たちと、ほんの少しのクラゲや他の鳥。ほんとにほんの少し。
あとは見渡す限りのペンペンペンだ。
なんであんなに効率が悪い生活を送るのか、こやつらは。
それがお前たちの処世術なのかい。
涙が出るじゃないか。もっとうまく立ち回って、美味い汁吸ってるやつらはゴマンといるんだぞ。
あぁ、でもその不器用さが好きなのだ。
その丸っこい体が魅力的なのだ。
厳しくも辛い南極で、見渡す限り氷の世界で、寒かろうが飛べなかろうが、ポリシー持って生きてるのかい。
カッコイイぞ皇帝ペンギン。
セリフがついてるのも手伝ってか、妙に人間くさく見える一面もある(ペンギン様に失礼か)。
月並みだけど、生きるって大変だ。
あぁ、書いてるうちにもう一度観に行きたくなってきた。
公開されたらもう一度観よう。
興味のある人は是非。