がんばれ自炊くん!ビギナー編
ほぼ日で連載されていた(らしい)、がんばれ自炊くん。
以前単行本化したものを、更に文庫化。
今回出たのはビギナー編。
1人暮らししてるわけでも、何にも料理できないわけでもないけど買ってみた。
文章のプロが書いてるわけでなく、
ネットで投稿されたものを元に再編集してるから、
多少読み難い部分も、ある。
けど、全く料理をしたことなかった自炊くんが自炊を始める ってコンセプトだから、
料理の説明は大雑把だし(大雑把なとこがまた、作りやすそうでいいし)、とっつきやすい。
一人暮らし、鍋ひとつの自炊、でも、侘しい料理ばっかりにはならなくて、
素人でもできる、入手しやすい食材にひと手間かけた料理が紹介されてる。
ちょっと作ってみようかな って気になるよ。
今後の参考にしようかね。
文庫化記念で、ほぼ日コンテンツも再開されたようですよ。
(ようですよ って、本で見るまで知らなかったけどね。)
- ほぼ日刊イトイ新聞
- がんばれ自炊くん!ビギナー編
4月には、グルメ編 も出るそうな。
押忍!闘え!応援団!
ニンテンドーDS用のソフト。
毎日毎日飽きずにぽちぽちやってる。
このバカさ加減がいいんだな~、頭がほぐれるというかなんというか。
あ、元々ほぐれすぎてるか。
うまくクリアできたときは、リプレイみてまたにんまり。
プレイ中はマーカーにくびったけで、なかなか画面見られないから。
- 任天堂
- 押忍! 闘え! 応援団
すんごい面白いんだけど、
苦手な人はトコトンだめだろうなぁ、このソフト。
斉藤和義@福岡DRAMLOGOS
ボンジュール婦人の秋 2005
福岡DRAMLOGOSにて。
初九州上陸の、初飛行機遠征。
白盤・黒盤発売間近だったから、あんな曲やこんな曲が沢山で、
そとは雪がちらついてたのも忘れるくらいの熱を感じて、
とてもとても贅沢なのでした。
「ひかりごけ」事件 難破船長食人犯罪の真相
やっと、本の記事。
「ひかりごけ」事件 とは。
太平洋戦争中、真冬の知床で難破した船の船長が、やっとこさ逃げ込んだ番屋で一人の乗組員と2ヶ月暮らし、先に餓死したその乗組員を食べて生き延びた というほんとにあったおはなし。
「ひかりごけ」とは、この事件を元に武田泰淳によって書かれた小説と戯曲の合作。
あくまで「元にして」だから、事実とは異なるわけだ。
船長は、ほんとに乗組員を食ったらしい。でも、殺してはいない。
もちろん、食うために、死ぬように仕向けたわけでも、ない。
この、「ひかりごけ」事件 のほうは小説ではなく、著者が船長(平成元年 没)に直接取材して話を聞いて、周りの人たちにも取材を重ねて、資料も集めて作った本。
以前出した「裂けた岬」と、「知床に いまも吹く風」の一部を再録してあるとのこと。
前半が、裂けた岬部分なのかな?船長の独白が続く。根気よく、15年かけて引き出した船長の話。遭難当時の記憶。生々しい写真と並ぶと、あぁ、ほんとにあったことなんだな とひしひし思う。
「ひかりごけ」を数年前に読んだとき、実話を元にして といわれても、ピンとこなかった。
やっぱり、事実は小説よりも奇なり だ。
おどろおどろしい描写とか、血なまぐさいシーンとかなくたって、じわじわと恐怖が染み込んでくる。
でも、船長が恐いっていうんじゃないんだなぁ。戦時中で、食べ物もなくて、ほんとに人肉しか食べるものがなくなって、そんな状況に置かれたら って想像するのもツラい。
しかも生きて帰って、周りから白い目で見られて、陰口たたかれて、さらに自分の事件が元になった小説が売れちゃって(しかもそれが真実だと思われちゃって)、そんななか50年近く生きてきたのって、どんな感じだったんだろう。
どんな感じもなんも、想像しただけでなんか言うのはばかられるよなぁ。
現代に生まれついて普通にごはんが食べられるって、ありがたいなぁ。
- 合田 一道
- 「ひかりごけ」事件―難破船長食人犯罪の真相
- 新風舎文庫
- 武田 泰淳
- ひかりごけ
- 新潮社文庫
※映画化もされてるようだけど、未見。そのうち見てみようかな。
クラシックバレエの夕べ
ドイツ・ライプチッヒバレエ団プリンシパル木村規予香さん率いる公演。
池袋西口公園野外ステージにて。
無料でクラシックバレエが見られるとあって、かなりの盛況っぷりだったよ。
もちろん楽しませて頂いたけど、バレエ素人に生で触れる機会を というのであれば、
もうちょっと「いかにも」な演目を中心にしてもよかったんじゃないかなぁ。
衣装とか、振付とか、ちょっとモダンな感じだったもんね。
舞台の広さとか、時間の制約とかいろいろあるんだろうけど、
ちょっとイメージと違ったなぁ。それが狙いなのかな。「こういうのもあるんですよー」と。
でも、楽しかったから、またやって欲しいなぁ(結局はそこなのか)。
皇帝ペンギン
皇帝ペンギンの試写会が当たった。
長年ペンギンフェチを公言してきたが、こんなにツボにくる映画も珍しいんじゃなかろうか。
中でも好きな皇帝ペンギン、あの黄色が、腹のでっぱりが、鈍くさそうな歩き方が、あぁ、思い出すだけでご飯が3杯食える。
とにかくペンギンなのだ。ペンギンの他に出てくるのはほんの少しのアザラシと、ほんの少しの魚たちと、ほんの少しのクラゲや他の鳥。ほんとにほんの少し。
あとは見渡す限りのペンペンペンだ。
なんであんなに効率が悪い生活を送るのか、こやつらは。
それがお前たちの処世術なのかい。
涙が出るじゃないか。もっとうまく立ち回って、美味い汁吸ってるやつらはゴマンといるんだぞ。
あぁ、でもその不器用さが好きなのだ。
その丸っこい体が魅力的なのだ。
厳しくも辛い南極で、見渡す限り氷の世界で、寒かろうが飛べなかろうが、ポリシー持って生きてるのかい。
カッコイイぞ皇帝ペンギン。
セリフがついてるのも手伝ってか、妙に人間くさく見える一面もある(ペンギン様に失礼か)。
月並みだけど、生きるって大変だ。
あぁ、書いてるうちにもう一度観に行きたくなってきた。
公開されたらもう一度観よう。
興味のある人は是非。
NANO‐MUGEN FES.
ASIAN KUNG-FU GENERATION プレゼンツ NANO‐MUGEN FES. に行って来た。
人生初の横浜アリーナだ。
噂には聞いていたが、めっちゃ広いじゃないか。
今回はここに2ステージだからいいようなものの、これを1人(1組)で1ステージで埋めるって相当じゃないか。
どんだけ売れてるんですか世の人気者の皆さんは。
それはさておき、NANO‐MUGEN FES.だ。
エゲレスのバンドが4組、ジパングのバンドが4組。
普段は洋楽全く聴かんのですよ。
でも、結構美味しかった。いや、さすがですよ。
つーかみんな「アリガートー!」って言いすぎ。
いいけど。なんか嬉しいけど。
日本人が「サンキュー!サァンキュー!」って連発してるようなもんなんだろうな。
覚えやすいし使いやすいもんな。
カタコトでも発音が変でも、自国の言葉を覚えて使ってくれるってのはなんか嬉しいやな。うん。
世田谷夜明け前
フラワーカンパニーズ、今年で結成16周年らしい。
そういえば名前は知っていたが、改めて聴いたことがなかった。
いや、もったいなかった。もっと早く出会っていれば。
勝手なイメージだが、もっと泥臭い感じのバンドかと思っていた(何でだ?)。意外とそうでもない。
それはさておき、曲ももちろんだが、何がイイって、各曲のタイトルがイイ。
よくありそうな言葉と、ちょっと他では見当たらないような言葉の混在っぷりがイイ。
例えば4曲目に”初恋”という曲が入っている。
初恋といえば、私の中では今まで村下孝蔵もしくはツルゲーネフのイメージだった。
そのせいか、この言葉を聞くとなんとなく凹むというか、薄ら寒い感じがするのである。
甘酸っぱいとか、はにかむ感じとか、そういった感覚は今一つ浮かばないのだが、世の中ではやはりこっちが主流なんだろう。何故だ。
フラカンの話から大分逸れて、着地点を誤った感が濃厚になってしまった。
メモ代わりなんてこんなものかも。
- フラワーカンパニーズ
- 世田谷夜明け前
ダニー・ザ・ドッグ
正直言うと、ジェット・リーについてほとんど知らない。
この映画もまったくチェックしてなかった(この映画に限らずだが)。
と、いうことで、内容をほとんど知らない状態で観に行ったわけだが、始まってしまえばそんなことはどうでもよく、一気に見入ってしまった。
ジェット・リー、イイ!
さて、殺し屋が主人公の映画 といって思い出すのは やはり「レオン」だな。
ヒロインが若い、殺し屋が普通の人とちょっと違う とかぶる点もいくつかあるが、これはこれで、一ジャンルとして確立してもよいのかも と思わないでもない。
と、まぁ面倒な話を書いてみたが、しちめんどくさいことは放っておいて、先入観なしで観てみてほしい作品だ。個人的にはとてもオススメ。
[2004仏=米/アスミック・エース]
監督:ルイ・レテリエ 脚本:リュック・ベッソン アクション演出:ユエン・ウーピン 音楽:マッシヴ・アタック
出演:ジェット・リー/モーガン・フリーマン/ボブ・ホスキンス/ケリー・コンドン
※公式HPってやつは、観終った後には便利だが、観る前には情報が詰まりすぎてどうもなぁ と思うことがある。でも一応リンク。